2012年12月15日土曜日

情報を発信すること。受信した情報に対してツッコミを入れること。

受信した情報に対して瞬時にツッコミを入れる事ができる。
そのような事を平然とやってのける人は、傍からみると優秀な人であるように見えると思いますし、実際に優秀である事が多いと思います。
たとえば、商談で相手の提案書の不備を即座に指摘したり、企画書において過去の類似経験からツッコミを入れたりと。

ただ、そこにはリスクが潜んでいないでしょうか?

「そのリスクとは何か」を考えるために、まずは情報の発信、情報にツッコミを入れる事の違いについて考えてみたいと思います。(想定しているのは、提案書や企画書です。)



情報の発信

情報を発信するために必要な要素として以下が考えられます。
  • それを発信した時に相手に何をして欲しいのか?
  • それが達成できなさそうなら何が必要なのか?
  • どのような準備が必要なのか?
  • いま足りないものがあるならどのようなインプットを行うのか?

情報の発信するためには、発信相手がどのような行動をとるのか考えて、現状で足りなければインプットを行う。と言うような行動になるかと思います。
また、発信しようとしている情報に対して深く考える事ができます。

実際企業内での情報発信を考えても、提案書や企画書をつくって情報を発信しようとした時には、ドキュメントで表現する(できる)のは本当に一部で、その背後には、数しれず消えて行った思考錯誤の仮説やメッセージがあり、その下には死屍累々の思考実験があります。


つまり、情報の発信には「相手を考える思考」、「情報の新規インプット」、「とにかく考える量を増やす」が重要要素となります。

情報にツッコミをいれる

受信した情報にツッコミを入れるためには、
  • この情報に対して自分は何ができるのか。何が望まれているのか。
  • 情報の達成根拠は十分か。過去に類似の失敗はないか。
  • 情報に論理矛盾はないか

など、過去の経験、知見にてらしあわせながらツッコミをいれるのではないでしょうか?

つまり、情報にツッコミを入れるのは、「自分の過去の貯金」、「その貯金を素早く検索できる」などが重要要素かと思います。


続けないと駄目だ

気をつけたいこととしては、ツッコミが決まると気持ちが良いんですよね。
あと、ツッコミできる人、求められる人って大体過去には発信してきてた人かと思います。

ただ、そのツッコめる気持ちよさに慣れて情報の発信を怠ると成長が止まってしまうのでは無いでしょうか?

やめるとダメだなー。発信する事。


なにが言いたいかというと、サボらず発信しろ。俺。という事ですね。はい。

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