2012年2月22日水曜日

将来の稼ぎ頭と現在の稼ぎ頭に齟齬が出てしまう状況について


えふしんさんの受託の話をしよう を読んでいて色々思うことがありました。(この人の文章は本当にいいですね)


受託とサービスに限らず、現在の稼ぎ頭と将来の稼ぎ頭に齟齬がでるのはよくある現象だと思います。
これは、企業が成長・変化する仮定において必然ですが、、やはり色々問題がおきたりするので思うところを書いてみたいと思います。


  ぱっと思いつく齟齬が出ているであろうパターン
  • どこかで言われていたけど、ITサービスのスタートアップでは今は受託で食ってるけど、将来はサービスに一本化する。みたいな形。
  • 最近大手SI企業でもクラウド進出のメッセージがよく発信されていますが、将来はクラウド比率を上げていくけど今はSIで食べているのではないでしょうか。という形
  • あと、ガラケー向けのサービスやっていた会社がスマホアプリ作るとか、SNSゲーム作るとかの今時パターン


  企業内で発生しそうな事象

忙しさに差が出る
忙しいからいいとか儲かっているとは思わないですが、将来の稼ぎ頭に関わっている人間の分も現在の稼ぎ頭部隊は稼いでくるですから自ずと忙しさは募ります。


将来がいかにバラ色かをエラ人達が社内外にメッセージする
企業としては社内外に対してメッセージを発信していきます。
その中では当然将来が以下にスバラシイかが色々理由をつけられながら語られます。

このとき、現状分析として現在の事業の頭打ちだけど将来の事業はマーケットが広大みたいな感じで語られる事も結構ありますね。。(大手SI企業のクラウド転換なんかこれですよね)

外部からの人材の増加
将来の稼ぎ頭は、企業にとって経験がすくない状況なので、専門的知識・経験を持った人が新規雇用なりコンサル契約なりで入ってきます。

  2つの部隊で話される、思われる事象

上記のような事象が発生すると、以下のような事が居酒屋等で話されていくかと思います。

【将来の稼ぎ頭部隊】

  • 企業は自分たちがしょっていく
  • 今の事業より価値ある仕事をつくってやるZE
  • 未来は大丈夫。現在部隊のみなさんの未来も僕たちがつくるぜヒャッハー
  • 新しい優秀な人材と一緒にがんばっていて今まで見えなかった物が見えてきた
  • 新たに生産性があがる未来を作る


【現在の稼ぎ頭部隊】

  • 企業は自分たちがしょっている
  • 今の事業をまだまだ開拓できていくDARO
  • 自分の未来は自分たちでつくっていくぜバーロ
  • 各自それぞれの経験と成長でより深く見えてきた
  • 改善活動で生産性を上げていく



  ボタンの掛け違え

こういうのって経験されている方は多いと思いますが、それぞれの行動、言動が間違いないのになぜか組織内がギクシャクし出すことが多いかと思います。

社内外にメッセージ出さないとか意味わからないし、経験がない分野に進出するときに経験者の助力がいるのも当然。
現状の顧客がいれば忙しくなるし、新しいことをつくる作業は周りからは暇に見られがち。よくあること。

ただちょっとしたボタンの掛け違えで、違う部隊をdisったり、無能だと決めつけたり、転職活動はじめたり、、、不幸な現象が発生しがちかと思います。


  こうすればいいんじゃ、、

こういうことは組織のことなので状況状況によって解は違うかと思いますが、個人的には以下が必要ななのではないかと思っています。

エライ人達はメッセージに気を遣う
エライ人達は社内外にメッセージを出すのも仕事なので、当然ドシドシ出されるかと思います。
このときは当然未来に向かってのメッセージをだしますが、現状を支えている人達見ることをもっと意識されるといいと思います。
時々、現状だめだからあっちへいくと平気で言っている人いてますが、あれって現在部隊のみならず顧客にも悪影響以外の何者でもない気がします。


みんな最低でも半期で約束と結果を公表する
すごい当たり前だけど、将来の事はやると言うことだけ言われて結果がうやむやとか、、現在の目標未達も忙しいから仕方ないとか、、、
こう言うのって積み重なるんですよね。。でボタンが掛け違う。

個人的には、ボタンの掛け違えは「相手が見えない」という現象に起因する物がおおきんじゃないのかと思っています。
知っているけど見えない相手の評価は低くなりがちな傾向があるんじゃないでしょうか。
(雑誌の有名人とか見えなすぎだと逆に高くなったりする傾向もあると思いますが、、、)

なので、最低でも半期で約束と結果を公表してお互いが見える状態にするというのは結構重要だと思います。(失敗する物はそもそも約束時点で不明瞭だったりしますしね。。)

2012年2月18日土曜日

社内SNSに対する個人的雑記

最近社内SNSにおける1対多、多対多のコミュニケーションがいかに優れているかが喧伝される機会が増えていると思います。

礼賛記事もあればカウンターパンチもありと色々出てきて読んでいるだけでも十分楽しいのですが、勤務している企業でも社内SNSを利用しているので、一度自分でもまとめてみたいと思います。

社内SNSは、環境によりかなり異なるので前提条件を記載します。
利用しているサービスはSalesforce Chatterです。(yammerからのリプレイス)
勤務している企業では、特にルール等を設けず自由に社内SNSを利用しています。
従業員は70名前後のSaaSベンダーでスーツ、エンジニアの比率はだいたい半々です。


問題点と思われる事象

  1対多、多対多のコミュニケーションは望まれているのか?
喧伝されているようにメールやIMに比べて、SNSが1対多、多対多のコミュニケーションに優れているというのは間違いないと思います。
ただし、優れているからといってそれが劇的に使われるかというとそうではない面もやはりあります。

この利用を妨げているものの根本には、そもそも1対多、多対多のコミュニケーションの見える化はそこまで望まれていないのでは無いかという事を最近思っております。
上手く言えないですが、怖さ、恥ずかしさが入り交じった拒否感という物がそこには存在している気が、、、


  共有というプレッシャー
この拒否感のような物はなんなのでしょうか?
大企業になると新しい物に対するFUD(Fear=恐れ、Uncertainty=不確実性、Doubt=疑い)が発生するという見識もありますが*1、新興の小さな会社では新しいもにそのものに対する恐れ、疑いは特にありません。

今の個人的見解は、この拒否感の対象は「共有する」という行為そのものではないかと思っています。
情報が「共有される」という事は喧伝されている通り組織に所属している人達から望まれていると思います。
実際に有益と思われる情報に対しては一定数のアクションがつき、共有が加速される状況が見受けられます。

ただし、このような情報にたいするアクションがつけばつくほど、投稿するまえにアクションされるに値するか?というのプレッシャーがつよくなってくるという側面もあります。


  承認アクションも見える化される
さらに承認アクションも見える化によりプレッシャーになってくる可能性をはらんでいると思います。
いいね等による承認欲求充足が、SNSのコミュニケーションを加速させるという事が言われており、確かにその面はあります。
しかし、これも時間と共にいいねがもらえないと恥ずかしいであったり、もらうに値しないのでは等のプレッシャーに昇華しそうです。
(「ソーシャルよいしょ」といわれる承認しないといけないというプレッシャーもでてくる可能性はありますが、勤務先では特に発生していないですね。。。)


解決策案

  ゆるさのおりまぜ
ゆるさのおりまぜというのは、プレッシャーにたいする軽減策の一つとして有効ではないでしょうか?
大事な情報がドンドン共有され続けるとプレッシャーもドシドシ強くなってく気がするので、ある程度ゆるさを混ぜていく方法が解決策になりうるのではと思います。(名言BOTだけをフォローしているTwitterとか疲れませんか?)


  空気よまない力の発揮
また、「空気読まない力」を発揮してガシガシ雑談も外した共有もする人達もプレッシャーの軽減には有効かとおもいます。(空気は読まないだけで読めないじゃないよ >< )

このあたりの「外し」の可視化により別に外してもいいなという心理的逃げが生まれると良いなと思ってます。
ただ、このあたりは一部メンバーでの盛り上がりになってしまい常連による新規排他につながる恐れを内在するのが難しいところです。


何となくの結論っぽいもの

  フローする社内SNSだけでなくストックを分けて運用しては
これはまさしくその通りだと思いますし、企業におけるSNSにお当てはまる部分があると思います。

企業利用においては、Twitterの変わりが社内SNSでブログの代わりにはwikiであったりGoogleサイトのようなものになるかと思います。

今は暗黙知の共有と肩肘はってなにもかも社内SNSにするのではなくツールの切り分けをおこなえば良いのかなと思います。
そのときにお互いのツールはあえて分離して、見える化を回避するのも手段としてはありだと思っています。

2012年2月6日月曜日


共にSNS関係のプロフィール写真をよく見せる事に着眼点が置かれています。


本当にちゃんと見せたいならプロに頼んで人手でやった方が良いんじゃ無いでしょうか?
毎日投稿する写真ならコスト的に厳しいでしょうが、更新頻度が高くない、かつ重要度が高いプロフィール画像なら投資する価値があるのでは無いでしょうか?

最近では、

の用にクラウドソーシングを活用できる素地は整っているだけに、金額の問題というより手間の問題なのでは無いかと思い、このあたりをとりまとめて日本語通るサポートがあればそれなりの需要があるのではと妄想しています。

ただ、個人的にはこのあたりを使えるためにも英語が必要だという事を肌身しみて感じます。
英語ができないという事がフットワークにもろに影響がでるので、、、


また、日本ではイラストには一定の需要があると思いますし、まだ有名でない漫画家さんへの発注は非常にリーズナブルです。(ビジネス漫画の等を基準に考えて)


このあたり、日本の漫画の下支えの意味も多少含めて、クラウドソーシング形態がうまれるとおもしろいですね。